【 色んな仕事をしています ⑤ 】 JR大阪駅を利用する方であれば、大阪はもちろん京都、神戸にお住まいの方でも、一度は聞いたことがあるのではと思うのが大阪環状線のホームで使用されているジングル(サイン音とも言います)をご存知だろうか。環状線各駅でも使用されている。今では、大阪駅では環状線以外のホームでも流れているはず。 ジングルは、何か注意を促すためのメロディーのようなものだと考えていただければと思う。 大阪環状線のこの仕事は1999年、今から22年前のもの。JASRACの信託会員になる以前のもの。当時、社外プロデューサーとして関わっていた音楽コンテンツの制作会社が、取引先のギガネットワークス(当時、リコーの子会社)という会社から受注した仕事で、ギガネットワークスがJR西日本から発注を受けたもの。「アナウンス前のジングル」「電車の接近を知らせるジングル」「発車のジングル」「列車通過に際し、注意を促すジングル」の4種類ある。 こういったものも仕事として喜んで作曲している私。自分でも不思議に思う時がある。 YouTubeにはたくさんこのジングルに関するアップロードがあり、書き込みを見ると意外に人気を得てファンが多くいたことに驚きと喜びを感じる。そんなアップロードから一つを選び、聞いていただこう。
「あー!聞いたことある!」と思われた方も多いことだろう。 この部分のリンク先からは映像なしで、関西のJRの駅で使用している放送用の音や音声がまとめられている。 現在の発車の際の音は、「やっぱ好きやねん」など駅ごとに大阪と縁の深い音に変わっているが、他の路線のホームで使用されていたりするので、機会があれば、是非大阪駅で! そして2年後に手掛けたのが同じJR西日本の「阪和線」のジングル。大阪環状線ほどではないが、この路線のジングルにもファンがいてくれて有難い。
次回は、ドラマにしようかな。
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